人間の身体の中で、自分の意志でコントロールできない機能(心臓の脈拍、発汗の量、体温調節など)に関しては、自律神経が調整を行っています。
自律神経には、身体を緊張状態に保つ交感神経と、リラックス状態に保つ副交感神経の2つが存在し、この2つがバランスをとりながら体の機能を維持しています。
睡眠時は、心身ともにリラックスしている必要がありますので、副交感神経が優位になるのが普通なのですが、仕事や人間関係などのさまざまなストレスによって交感神経が優位な状態が続き、副交感神経に上手く切り替わらないと、身体の緊張状態が解けないのでスムーズに寝つけなくなってしまいます。
また、ストレスによる交感神経の緊張状態が続くと、寝つきが悪くなるだけでなく、血圧の調整機能や免疫機能にも影響を与え、様々な病気の原因にもなりかねません。
睡眠の質の向上と健康維持には、自分自身のストレスの状態を客観的に把握することが非常に重要なのです。
睡眠の解析
これまで、睡眠を測定するには1日入院し、複雑な機械を使わなくてはなりませんでした。
当協会ではBIT(Bio Information tracer)という小型端末を使い、この端末を胸に貼り付けていただくだけで、ご自宅で睡眠時無呼吸症候群(SAS)と眠りの質を正確に測定することができます。
ストレスの解析
これまで、ストレスの測定は、紙ベースの57項目の診断テストで行われていましたが、ストレスの感じ方は一人一人異なり、テスト回答者の主観が影響してしまう問題がありました。
当協会ではBITを使って計測を行うので、自律神経の動きとストレスの質を詳細に測定することが可能になります。
カウンセリングサービス
シートを見ただけでは良くわからない、どう対策して良いのかわからないという方には、オプションでカウンセリングのサービスを付けることができます。
食生活やライフスタイルの改善など、健康維持に関するアドバイスを提供させて頂きます。
運転手・パイロット等の健康管理
①乗車前の健康チェック
・健康状態(脈、心拍数等)
・疲れ状態(自律神経バランス)
・睡眠の質
②乗車運転時の心身状態
・運転時全体の心身状況把握
・疲れ/眠気の把握(自律神経バランス)
→交代&休憩指示と事故防止・安全確保
・異常事象(ヒヤリ/ハット)の把握
→事象内容の把握と対策・改善
③定期的な健康チェック
・定期的な健康ログデータの確認
(脈、心拍数、自律神経等)
・ストレス度のチェック
・疲労蓄積度のチェック
従業員の健康管理
○メンタルストレスチェックサービス
・自律神経バランスチェック
・ストレス重度チェック
・自律神経失調、うつ状態等
・職場環境のストレス把握&分析等
注) 2015年12月より、授業員50人以上の企業には、メンタルストレスチェックが義務化されました。
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