認知症予防カウンセラー 養成講座


認知症予防と栄養学の専門知識を学び、仕事に活かす

日本では認知症患者の数が増加し続けており、将来も増え続けると予想されています。

 

認知症の中でも約7割を占めるアルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβ(タンパク質の1種)やタウタンパク質が蓄積することで発症すると言われており、これまではアミロイドβを除去する薬の開発が行われていましたが、これまでに200種類以上の治験薬の中で、安全で十分な効果があると証明された薬は無く(2023年に了承されたレカネマブも、対象者はアルツハイマー型認知症患者全体の1割未満)、アルツハイマー型認知症は、薬では治せない「不治の病」と呼ばれて来ました。

 

しかし、最新の研究で、神経変性疾患の世界的権威であるデール・ブレデセン博士がアミロイドβが脳に蓄積する要因(36 の因子)を初めて特定し、、36 の因子を取り除く「リコード法」によってアルツハイマー型認知症に回復が認められたという世界初の論文を医学雑誌Aging において発表しました。

 

現在、世界で数百人の医師がリコード法認定医として活動し、アルツハイマー型認知症の治療を行っています。

 

ただ、アルツハイマー型認知症は20~30年かけてゆっくり進行すると言われていますので、軽度認知障害(MCI)のような初期の段階でも、認知症はかなり進行していると考えられます。

 

そこで、発症してから36 の因子を取り除く「治療」を行うのではなく、まだ症状が出ていない40歳~50歳の時点で、アミロイドβが脳に蓄積する36 の因子について学び、それら36の因子を排除した生活習慣に切り替えることで、アミロイドβが脳に蓄積することを「予防」するメソッドを構築しました。

 

メソッドには分子整合栄養医学の内容も含まれていますので、得られた知識を生活に取り入れることで、アルツハイマー型認知症の次に多いとされる、血管性認知症の予防も可能になります。

 

アルツハイマー型認知症と血管性認知症を合わせると、認知症全体の約9割になり、これらの予防法を学べば、認知症発症のリスクを大きく下げる事が可能となるでしょう。

 

認知症予防の専門知識と分子整合栄養医学を総合的に学べば、

①健康関連の施設やイベントにおいて講座を開講し、認知症予防の講師として大切な情報を多くの人に伝えることができる

②認知症を予防したいと考えるクライアントに対して、ライフスタイルや食事内容の改善とサプリメントの活用法を適切に指導できるようになる

など、健康情報の専門家としてビジネスに活かすことが可能となります。

 

また、認知症予防の知識を活かして生活習慣を改めるカウンセリングを行うと、認知症予防だけではなく、クライアントが長年悩んでいる冷え性や頭痛、肌荒れ、1日中消えないだるさ、やる気の無さ、メタボなどの悩みまでもが解消される事が多く、とてもやりがいを感じることができるでしょう。

 

今後の日本にとって大きな問題となることが確実な認知症について、その予防法を是非学んで頂きたいと思います。


講座内容

《 認知症予防編 》

第1 章:認知症に関する基礎知識

①日本人の認知症の現状 

②認知症の症状 

③認知症の種類 

④脳と記憶について 

⑤神経細胞について 
⑥ニューロン消失のメカニズム 

⑦認知症を防ぐために今日からできること 

⑧栄養摂取の現状とサプリメントの選び方

 

第2 章:栄養不足・糖化について

①認知症に関係する遺伝子 

②認知症に対する治療(薬)の現状と今後 

③認知症の6 つの原因
④栄養不足と認知症の関係 

⑤糖質の摂取と認知症の関係 

⑥血糖値と運動の関係 

⑦正しい糖質制限とは?

 

第3 章:酸化・炎症・毒物について

①活性酸素と酸化について 

②ホルモンと認知症 

③炎症のメカニズム 

④炎症の原因(砂糖、グルテン、カゼインetc.) 
⑤腸の炎症と認知症 

⑥炎症の改善 

⑦毒素(重金属、カビ)と認知症の関係 

⑧解毒について

 

第4 章:睡眠について

①日本の睡眠の現状 

②睡眠と健康リスク 

③睡眠の基礎知識 

④不眠の原因 

⑤睡眠の改善策
⑥カウンセリング時の注意点 

⑦睡眠グラフの読み解き方

 

第5 章:油脂・その他の認知症の原因について

①油とニューロン消失の関係 

②トランス脂肪酸の害 

③油の種類について 

④安全な油の選び方
⑤ストレスと認知症 

⑥運動と認知症 

⑦カフェイン・アルコール・ニコチン・頭部への衝撃・鎮痛剤と認知症

 

第6 章:認知症を防ぐには

①生活習慣病と認知症(認知機能を維持&向上させる食事法について) 

②脳の鍛え方
③認知症を防ぐアロマについて 

④ CBD オイルの活用法 

⑤認知機能持続化メソッドの注意点

 

《 栄養編 》

第1 章:健康維持に重要なキーワード

①分子整合栄養療法(オーソモレキュラー療法)について 

②酵素について 

③メチレーションについて 
④ミトコンドリアについて 

⑤炎症について 

⑥食品添加物について 

 

第2 章:腸内環境と食物繊維

①腸内フローラについて 

②腸内環境と肥満 

③腸内環境と自閉症 

④脳腸相関 

⑤リーキーガット症候群
⑥腸内環境と免疫 

⑦腸内環境と出産 

⑧小腸内細菌増殖(SIBO) 

⑨腸内環境と睡眠 

⑩食物繊維 

⑪有用菌の増やし方

 

第3 章:5 大栄養素

①タンパク質 

②脂質 

③糖質 

④ビタミン 

⑤ミネラル 

⑥食事法
※分子整合栄養学に基づく5 大栄養素の働きの詳細(生理学的な栄養の働き)と、健康維持のための食事法

 

第4 章:免疫力 / ダイエット

●免疫について

①免疫の基礎 

②粘膜の強化 

③免疫細胞の強化 

④炎症の抑制 

⑤免疫力を高める習慣

●ダイエットについて
①インスリン抵抗性と肥満 

②インスリン抵抗性の改善法 

③腸内環境と肥満 

④肥満フローラの改善法

 

第5 章:アレルギー対策 / 妊娠・出産・成長に必要な栄養

●アレルギーについて

①アレルギー反応とは 

②タンパク質の摂取 

③腸内環境の改善 

④粘膜と粘液の強化 

⑤炎症の抑制

●妊娠・出産・成長について

①妊娠と栄養 

②妊娠前に必要な栄養 

③妊娠中に必要な栄養 

④出産後に必要な栄養 

⑤脳の成長に必要な栄養

 

第6 章:美肌とアンチエイジング / うつ病・発達障害と栄養

●美肌とアンチエイジングについて

①肌が老化する原因 

②美肌をつくる栄養素 

③女性ホルモンの重要性 

④肌の各症状と必要な栄養素

●うつ病・発達障害について

①脳の栄養不足 

②腸内環境とメンタル 

③メチレーションと炎症・有害物質・栄養不足 

④メンタル改善のポイント


受講期間

6ヵ月(6ヵ月の受講期間終了後に認定試験に合格する必要があります)


受講費用

現在、『認知症予防カウンセラー』の認定講座に関しては、『未来教育アカデミー』に受講生募集と開催を委任しております。

 

『未来教育アカデミー』の『認知症予防アドバイザー』講座では、使用するテキストやカリキュラムの内容は、日本栄養睡眠協会認定の『認知症予防カウンセラー』と共通となっております。

 

詳細は『未来教育アカデミー』主催の『認知症予防アドバイザー』受講に関するメールマガジンにご登録頂ければ、『未来教育アカデミー』より案内が入りますので、宜しくお願いいたします。


その他

資格の有効期限は協会員資格の保有に準じます。

協会員の資格が消滅すると、カウンセラーの資格も同時に失われます。


協会員について

入会金:無料

月会費:¥990(税込み)


お問い合わせ先